インドネシアのハーブ、素材のメモ帳

インドネシアは素材の宝庫!気になったものをひたすら記録

黄色い氷砂糖とはなんぞや?砂糖との違い、作り方

黄色い氷砂糖


砂糖と言っても、上白糖、グラニュー糖、三温糖、角砂糖、氷砂糖、きび砂糖、てんさい糖などなど、、、挙げたらきりがないほどある種類。

 

一体いつくあるのよ?

そして何が違くて、何が良いのよ?

全然わからん。

 

個人的には白砂糖はあまりとりたくないと言いつつ、結局甘いコーヒーを飲みたくなる時もある。

 

最近インドネシアのジャムウを調査しているけど、ジャムウには決まって黄色い氷砂糖が入っている。

 

黄色なんて見たことないけど?

 

と思って調べてみたら、未精製の氷砂糖なんだとか。

 

氷砂糖というのは、グラニュー糖をお湯で溶かして、種となる砂糖の粒を入れておくと、そこに砂糖の結晶が育ち、1週間ほどで氷状の砂糖が出来上がるのだとか。

 

未精製のきび砂糖を使うと黄色い氷砂糖ができるらしい。

 

まずはサイエンスチャンネルで氷砂糖の概要をお勉強。

 

scienceportal.jst.go.jp

 ロックの方がクリスタルに比べて早く溶けるから、漬ける時間が短い梅シロップなどを作るときに使うと良いらしい。

 

日本の場合は機械でとても自動的に、衛生的に作られているのが分かりますよね。

 

そしてインドネシア。

もちろんトラディショナルな作り方は間違いないんだけど、まあ予想はしていたけど衛生なんて言葉とは無縁。

日本のようなゴミを丁寧に排除していく作業は皆無!

 

m.youtube.com

 

日本の工程を見てからインドネシアの工程を見ると疑問が。

日本の工場でさ、砂糖を煮詰めると焦げちゃうから圧力かけて低温で沸騰させるって言ってたけど、ぐつぐつ鍋で煮込んでないか?

 

ってことは、黄色い理由は未精製じゃなくて焦げてるから??

 

その可能性は大いにあり得るなという気がしてきた。

もともと使うグラニュー糖は未精製という可能性はあり得る気がするけど、多分それだけだったらあそこまで黄色くならないはず。

 

さらに調べていくと、

  • 氷砂糖はグラニュー糖より健康的というのは迷信

という記述が。

うーん、確かに製造工程を見ると、形が違うだけでどっちも同じな気がする?

 

普通の砂糖はすぐに溶ける、氷砂糖はじっくり溶ける。

氷砂糖の方が高く、浸透率が高いから漬け込むような料理や梅酒のようにじっくりエキスを浸透させるにはもってこいだそう。

 

また、飴みたいにゆっくり溶かしながら食べることができ、エネルギー補給、疲労回復にもなる=健康により良い

という結果になったのかも?

 

それなら納得できるかも?

 

で、黄色い氷砂糖の話に戻りますが、

インドネシアではこんな効能があると言われています。

 

1.口臭の軽減

口臭は歯ぐきに蓄積した細菌によって発生します。食後に氷砂糖を摂取すると、この問題を克服し、息を爽やかに保つことができると考えられています。

2.咳を和らげる
飲み物に氷砂糖を混ぜてください。氷砂糖は甘味を与えるだけでなく、咳を和らげる効果もあります。飲み物に混ぜなくても、そのまま氷砂糖を口に含んでもOK

3.ヘモグロビンの増加
氷砂糖に含まれるミネラルは、ヘモグロビンのレベルを高め、血液循環を改善するのに役立ちます。ヘモグロビン値が低い人は顔色が悪く、めまいや疲労感を感じます。

4.ストレスを和らげる
甘い食べ物や飲み物は気分を良くします。氷砂糖はストレスを感じている人にとって健康的な選択肢です。温かい牛乳1杯に角砂糖を加えて寝る前に飲んでみてください。

5.授乳中の母親に最適
氷砂糖は母乳の生成を促進し、母親と赤ちゃんにとって安全です。

 

未精製だからミネラルなどの栄養分も残されていているから良い!という結論。

 

ちょっと腑に落ちない結果。

もうちょっと調べてみたいですね。

憎き雑草「ひっつき虫」の隠れたパワー 【下痢・喉の痛み・皮膚トラブル】

河原を歩いていたり、キャンプに行ったとき

草むらを歩いているときに知らず知らずのうちに、洋服にくっついているアイツ。

 

『ひっつき虫』のニックネームで有名な「コだったのです!

 

今回は憎き雑草【コセンダングサ】の薬効をまとめました。

 

基本データ

熱帯アメリカ原産ですが、現在では暖帯から熱帯にかけて広く分布する要注意外来生物。

日本名:コセンダングサ / ひっつき虫

学名:Bidens pilosa

インドネシア名:Ketul / Ajeran 

中国名:xian feng cao / 咸豐草

花言葉:「不器用」「忍耐」

コセンダングサの効能

葉にはフェノール、アルカロイド、フラボノイド、サポニン、タンニン、精油、苦味物質などの栄養素が含まれており、健康に良い効果がたくさんあると言われています。

特に葉は伝統医学で広く用いられていて、

咳、狭心症(胸の痛み)、頭痛、発熱、糖尿病、痔、下痢、胃痛、歯痛、中毒、痛みの治療に葉の煎じ薬や汁が用いられ、かゆみやリウマチの痛みを治すために風呂に入れて入浴することもあるそうです。

インドネシアの西ジャワでは、葉と新芽を歯痛の治療薬として噛んでいます。
火で炙った新芽は、おでき(ニキビ)を早く治すために用いられています。

レシピ

  • 皮膚トラブルに

    皮膚の化膿性炎症、打撲傷、蛇咬傷、痔、皮膚のかゆみに、ペーストにした葉を患部に塗るか、葉を入れ沸騰させた水で洗う。

    かさぶたのある場合は火にあぶった葉でシップをする。

 

  • 下痢・胃腸炎、喉の痛み、痔など
    葉を15~120グラム用意し、きれいに洗います。
    コップ4杯の水を沸騰させ、コップ2杯程度(半分)になるまで煮詰めます。
    濾して、冷めるのを待ちます。
    お好みで蜂蜜を加えてもOK
    1日2回、グラス1杯ずつ飲んでください。

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